2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ぐんぐん、ひろがる

北村薫・編「北村薫のミステリー館」新潮社文庫 『こちらから どうぞ』の2篇と『こわいものみたさの間』の4篇を。 岸本佐知子「夜枕合戦」の淡々としたおかしさが好き。パトリシア・ハイスミス「クレイヴァリング教授の新発見」が怖い怖い。 北村薫のミステ…

2005年9月

桜庭一樹「荒野の恋」ファミ通文庫 大田垣晴子「セイちゃん 1」メディアファクトリー 小路幸也「ホームタウン」幻冬舎

ひっそりとはぐくまれてゆくもの

梨木香歩「沼地のある森を抜けて」新潮社 沼地のある森を抜けて作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/08/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (179件) を見る

日々からうまれるもの

梨木香歩「沼地のある森を抜けて」新潮社 読み始めてすぐ、物語の世界へ。 おいしい水を飲んだときによく似ている気がしています。 ひんやりとして気持ちのよいものが、体中を満たしていく感じ。読み終えるのが惜しくて、ゆっくりゆっくり読んでいます。沼地…

読み始めました。

小路幸也「ホームタウン」幻冬舎 ホームタウン作者: 小路幸也出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2005/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (38件) を見る

「サマータイムマシン・ブルース」

http://stmb.playxmovie.com/ 時は真夏。とある大学の「SF研究会」の部室では、SFなんて研究していない男子部員5人と写真部の女子2人が暑さにぐったりしていた。それというのも前日のハプニングで年代物のクーラーのリモコンが壊れてしまったから。ところが…

きらきら眩しい

桜庭一樹「荒野の恋」ファミ通文庫 たしかにこんなふうにわたしは恋を知ったのだ。 切ないのだか苦しいのだか嬉しいのだかなんだかもうわからなくて ぱちんと浮かんでは消えるあの不思議な想いにゆらゆらとしていたあの頃のわたし。 荒野の歩いてゆく先に今…

大田垣晴子サイン会

大田垣晴子さんの新刊「セイちゃん 1」の刊行記念サイン会にでかけてきました。 セイちゃんのイラストの可愛さににこにこ。 最近のわたしは見た目が「おんちゃん」っぽいです。眼鏡+三つ編みというだけなのですが。セイちゃん (1) (ダ・ヴィンチブックス)作…

あのころのわたしたちが

桜庭一樹「荒野の恋」ファミ通文庫 荒野の恋〈第1部〉catch the tail (ファミ通文庫)作者: 桜庭一樹,ミギー出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2005/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (185件) を見る

巻き込まれて大盛り上がり

東京ドームに野球を観に行きました。 うっかり内野席応援団裏に連れて行かれてしまい、初回から応援用のうちわを壊しながら応援するみなさんにうろたえつつも最後はぴょんぴょんはねて一緒に応援。 社歌とかおぼえちゃいましたよ!