それは空であったり、陸であったり。

自分の生きる場所をしっかり定めている人は、強い。
読まずにはいられなくて、一日で読み終えました。
読んでよかったなあ、という強い気持ち。終盤は思わず涙してしまいました。


気になったことは……なにもかも全部説明されてしまっているような感じが何度もしたのです。解りやすいというのとはまた違っていて、手回しが良すぎる、というのが一番近いかな。もうちょっとこちらに委ねる部分があってもいいのかも、という気がしました。


高知を舞台にした物語をまた書いてほしいです。
佳江ちゃんや宮じいのような人たちにまた、会ってみたいから。

空の中

空の中