ほら、こんなにも美しい

藤原正彦さんをはじめて知ったのは、「新田次郎の息子」としてでした。新田次郎の作品を愛読していた父がその繋がりで購入していたエッセイを読んだ記憶があります。ちょっと風変わりな人?のイメージがぐんと強くなったのは、新聞の人生相談を担当していた時のことでした。(いやもうとにかく筋の通ったへんてこ回答だったのですよ。)
この作品でもその素敵なひたむきさが随所に現れていて、そのあたりも楽しんで読むことができました。(考えの是非はともかく、姿勢についてはすごいなあと思うのです)

素数の音楽」をますます読みたくなってしまったのでした。

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

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