かぜはめぐり、みずはながれる

キサトア

キサトア

海から昇る朝陽と沈む夕陽をおなじ場所でみることができる町。
やさしいきもちは、水面におとした一滴のようにひろがっていきます。
静かに、どこまでも。
何かが欠けているからその埋め合わせに特別なものを手にしているのではなくて、ひとりひとりが他の誰とも同じでない何かをもっているのだと思います。それを自分でみつけて、歩いていくちからにできればいい。

自分に繋がる人々を、自分が暮らす土地を大切に想い日々を生きていく。
これからもこんなふうにまっすぐに届ける物語を書き続けてほしいなあ。

流れる水のほんのはしっこに関わる仕事を選んだわたしは、フウガさんやミズヤさんの物語も読んでみたいなあ、と思ったのでした。