• イーユン・リー「千年の祈り」新潮社

今週はずっとこの本を読んでいました。

千年の祈り (新潮クレスト・ブックス)

千年の祈り (新潮クレスト・ブックス)

生まれたときからぐるぐると自分を縫い止めているものは、たやすくちぎれそうなほど細くて、でもいつまでもまとわりついてそこにある。
それをとても温かいと感じたりもするけれど。

誰かを愛するということは、たとえかなわぬときでもその人をよろこばせたいということなのだ。