かもすぞー

待ってました、のおたのしみ。

(以下、展示内容にざっとふれますので、楽しみにしている方はご注意を。)


平日でしたが遠足シーズンなのか、開館時間には小中学生がずらりと列を。
先に国立西洋美術館にいって、お昼前にふらりと展示会場に向かいました。
さらりとみて、1時間くらいかしらなんて思っていたのでお昼も食べずに……

まずは菌類の進化の歴史から。菌類の化石や、分類学上の変遷、現在の分類など、ちょっと固めのお話です。でも説明ボードにはもやしもんのキャラクターがあちこちにあって、ちょっと和みます。

続いてはまさに圧巻!のきのこたち。
分類ごとにきのこの標本がずらりと並んでいるのですが、凍結乾燥したものに樹脂を含浸したもので、実際にそこに生えているみたいなのです。(色などは変わってしまうようですが)
それをひとつひとつみているだけでも全く飽きることがなく、あっという間に時間が……
きのこまめ知識(食用と毒きのこ、とかシイタケ栽培の誕生秘話、コウジカビの活用とか)をはさみつつ、歩いていくと、どーんと菌たちが……うわあ楽しすぎる。
後半は菌学者の業績や光るきのこの展示、自然界における菌類の役割などを知ることができます。顕微鏡でかびをみたり、パネルで記念写真も撮れますよ。

そして第2会場に控えるのは、きのこ画家の方の美しい作品、もやしもんの原画、そしてもやしもんグッズがどどん。
会場限定のものなどもあるのでここでよろよろする可能性が高いです。


で、実は展示そのもののほかにもお楽しみが。
この特別展は、一部を除いて撮影OK(動画はだめですが)なのです。
確かにあちこにちいる菌たちのディスプレイは可愛くて思わず撮りたくなってしまいます。
しかしそれだけではないのでした……展示物のあちこちをよーくみてみると……あ!
もやしもんの作者の石川さんの「らくがき」があちこちにかかれているのでした。あやうく展示そっちのけであちこち探してしまったのでした。

写真は記念撮影用のパネルと、あちこちにいる菌、そしてらくがきのひとつです。菌たち大集合!のディスプレイはそれはもうすごいので、実際にごらんになってくださいませ〜。
(帰って確認したら、80枚も撮影しておりました……)