ひとつまみのしあわせ

物理学者である、寺田寅彦の短文集です。
昨年観た青年座の舞台、「フユヒコ」がきっかけで、随筆集をぽつぽつと読んでいます。
自然現象や当時の社会問題に始まり、映画や音楽、俳句など芸術についてまで、『科学の目線』で語られることばは、時に生真面目すぎておかしかったり、はっとさせられたりすることもあったりして、今読んでもとてもわくわくします。
今年最初の一冊です。

柿の種 (岩波文庫)

柿の種 (岩波文庫)