語られるものは素敵なのだけど

北欧に行きたい熱をふつふつさせてはや数年。北欧関係の旅行記やエッセイ、雑誌の特集はついつい手に取ってしまいます。
この本は、著者が約一ヶ月の北欧の旅で出会ったものごとについて綴られています。
街の風景、お店にひっそり眠っていた雑貨、ごはん、そして人々。
それぞれには心惹かれるのですけれど、なんだか背中がむずむず。
それはたぶん、わたしの旅と彼女の旅のかたちが全然違うからなんだろうなあ。
45リットルのザックを背負って、宿泊場所の予約もしないで初めての旅にでかけたわたしには、彼女の旅はなんだか素敵すぎたのでした。
憧れるひとつのかたち、ではあるけれど。

スカンジナビア・ノスタルジア

スカンジナビア・ノスタルジア