一家総探偵!(は言い過ぎですが)
「朝起きたら、洗剤がそのままになっていた」という謎から始まる、探偵家業を生業にした家族の物語です。

家族勢揃いの食卓の会話の楽しいこと!そして些細なものと思われた謎を軸に、家族それぞれのエピソードが繋がっていくのに、とてもわくわくしながら読みました。
引退したけれど、まだまだ衰えていない腕を披露したい親爺さんがいよいよ立ち上がったときには、拍手喝采。格好いいなあ。

このシリーズの他の作品はポケミスででているみたいなので、チェックしてみようっと。


探偵家族 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

探偵家族 (ハヤカワ・ミステリ文庫)