イーニッド・ブライトン「冒険の島」新学社 昭和59年発行。古本屋さんでみつけました。今は「エニード・ブライトン」表記が一般的なのかな？ 夏休み、新しい友達、無人島に灯る謎の光、一人で島にやってきた謎の人物……タイトルのとおり、わくわくする要素が…

大岩正幸「ポワロック氏の事件簿 まぼろしのロッセリーニ鉄道」新風舎 ポワロック氏の事件簿―まぼろしのロッセリーニ鉄道 (ことりのほんばこ)作者: 大岩正幸出版社/メーカー: 新風舎発売日: 2004/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る

マージョリー・W・シャーマット「きえた草のなぞ」大日本図書 めいたんていネート きえた草のなぞ作者: マージョリー・W.シャーマット,マークシマント,Marjorie Weinman Sharmat,Marc Simont,神宮輝夫出版社/メーカー: 大日本図書発売日: 2002/03メディア: …

エニード・ブライトン「五人と一匹2 首飾りのゆくえ」実業之日本社 「いじわるな手紙」「首飾りのゆくえ」「あやしい家」の3篇。 探偵団におけるそれぞれの役割分担がはっきりしてきたような気がします。変装が得意で行動力もあるファットと、いちばん小さい…

大岩正幸「ポワロック氏の事件簿 まぼろしのロッセリーニ鉄道」新風舎 まずは一話目の「おいしそうな絵画」だけ。 物語は助手のマリリンさんの綴る手記という形式になっていて、これがとてもよい雰囲気です。真相はわりと早い段階で気がついたのですが、「な…

エニード・ブライトン「夢のサーカス潜入事件」ポプラ社文庫 夢のサーカス潜入事件―シークレット・セブン探偵ノート (ポプラ社文庫)作者: エニドブライトン,佐藤まり子,佐伯紀美子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 1988/10メディア: 新書この商品を含むブロ…

遅くなってしまいましたが、MYSCON6の個別企画「児童向けミステリ（仮）」にて紹介した作品を公式サイトに掲載しました。 よろしければ児童向けミステリの世界を探検する際に参考にしていただけると嬉しいです。 http://myscon.ore.to/archives/2005/05/post…

薫くみこ「おまかせ探偵局 人魚の身の上相談」ポプラ社 人魚の身の上相談 (こども文学館―おまかせ探偵局 (51))作者: 薫くみこ出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 1985/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

蘇部健一「ふつうの学校」講談社青い鳥文庫 ふつうの学校―稲妻先生颯爽登場!!の巻 (講談社青い鳥文庫)作者: 蘇部健一,羽住都出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04/15メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る

上野公園内にある、「国際こども図書館」にでかけてきました。 お目当ては児童向けミステリの探索。 読んだ作品をとりあえずリストアップしておきます。 仁木悦子「消えたおじさん」 A.アレクシン「ナターシャ、ぼくを見て！」 B.シヴァース「消えた黄金カッ…

マーク・トウェーン「トム＝ソーヤーの探偵」講談社青い鳥文庫 トム=ソーヤーの探偵 (講談社青い鳥文庫)作者: マークトウェーン,滝平加根,Mark Twain,斉藤健一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/07/15メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る

アストリッド・リンドグレーン「カッレくんの冒険」岩波書店 あの宝石泥棒事件から1年。気持ちのよい平和な田舎町では新しい事件が起こることもなく、名探偵カッレ・ブルムクヴィストは友人のアンデスとエーヴァ・ロッタと一緒に、白バラ軍の一員として赤バ…

エニード・ブライトン「五人と一匹１ ミルトン屋敷の謎」実業之日本社 春休みのある夜、西の空が真っ赤になっているのを見つけたラリイは妹のデイジイと家を飛び出します。途中で仲良しのピップとベッツと合流して駆けつけてみると、燃えていたのはヒックさ…

杉山亮「どんなときも名探偵」偕成社 どんなときも名探偵 (ミルキー杉山のあなたも名探偵)作者: 杉山亮,中川大輔出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1997/05/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る

ヨアヒム・フリードリヒ「4と1/2探偵局１ 宝の地図の秘密」ポプラ社 宝の地図のひみつ―4と1/2探偵局〈1〉 (4と1/2探偵局 (1))作者: ヨアヒムフリードリヒ,絵楽ナオキ,Joachim Friedrich,鈴木仁子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2004/08/01メディア: 単行…

小柳順治「電脳探偵アテナ」カラフル文庫 電脳探偵アテナ (カラフル文庫)作者: 小柳順治,欧森夏出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2004/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

ボワロ・ナルスジャック「少年探偵サン・ザトゥ２ 消えた死体」偕成社Kノベルス 消えた死体―少年探偵サン・ザトゥ〈2〉 (K.ノベルス―ミステリー文庫)作者: ピエールボワロ,トーマナルスジャック,Pierre Boileau,Thomas Narcejac,榊原裕子出版社/メーカー: 偕…

ロジャー・J・グリーン「スロットルペニー殺人事件」評論社 高級食料品店の店主、エゼキエル・ドブソンが殺された。亡き妻の墓の前に倒れていた彼の頭には、大きな傷が残されていた。 容疑者として捕らえられたのは、十三歳の少女ジェシー。ドブソンの店で働…

おかもとよしこ「ママ先生探偵団」フォア文庫（岩崎書店） 担任の先生が病気になってしまい、4年2組には臨時の先生がやってきました。自分たちと同じ年頃のこどもがいる先生に、早速ついたあだ名は「ママ先生」。みんなの名まえを覚えようと張り切る先生は、…

はやみねかおる「踊る夜光怪人」講談社青い鳥文庫 踊る夜光怪人―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫―SLシリーズ)作者: はやみねかおる,村田四郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/03/02メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る

ロバート・オブライエン「死のかげの谷間」評論社 戦争が終わり、世界は死んだ。 その世界で、アンはひとり生き残っていた。 風の通らない谷間にはまだ緑が生い茂り、川のせせらぎも清冽さを保っている。 家畜を育て、作物を収穫し、彼女はひとりで生きてい…

ウォルター・ブルックス「ぶたのフレディ名探偵」童話館出版 ビーンさんの農場にはたくさんの動物が暮らしています。なかでもちょっと変わっているのがぶたのフレディ。読み書きがたっしゃな彼は自分の小屋に書斎までしつらえ、観光会社まで経営しているので…

デーナ・ブルッキンズ「ウルフ谷の兄弟」評論社 1978年のエドガー賞受賞作品です。 お兄さんにすっかり感情移入してしまいました。感想はのちほど。ウルフ谷の兄弟 (児童図書館・文学の部屋―SOSシリーズ)作者: デーナ・ブルッキンズ,宮下嶺夫出版社/メーカー…

三田村信行「ウルフ探偵１ おかしな事件」偕成社 わたしの名まえはウルフ。ほんとうの名まえは別にあるのだが、だれもがわたしのことをウルフとよぶ。職業は私立探偵。まだ殺人事件を解決したり、犯人がしかけたトリックを見やぶったりしたことはない。だか…

「名探偵カッレくん」が岩波少年文庫から2月16日発売とのこと。 先日読んだのは1965年の全集版だったのです。こっちでも集めたいのですが、文庫は手に取りやすいし、嬉しい。 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jidou/

杉山亮「わんわん探偵団」偕成社 スピッツかわいは犬の訓練士。仕事以外にも引き取り手のない犬を育てているから、彼の家はもう犬だらけ。そんなこんなで憧れのはなえさんにも想いをなかなか伝えられません。ある日、いつものように犬の散歩をしていたら、一…

E・ウィルソン「トムとリズの事件ノート１ 赤毛のアンの探偵たち」偕成社Kノベルス 夏休みにプリンス・エドワード島を訪れたリズは、グリーン・ゲイブルズで行われている探偵ゲームに参加することにしました。そこで出会った日本人のマキコと仲良しになり、…

P.J.ボンゾン「クロワ・ルス少年探偵団１ 愛犬行方不明事件」偕成社Kノベルス ティドゥは15歳。お父さんの仕事の都合で、住み慣れた田舎町レイヤネットからリヨンに引っ越してきました。彼が何よりも心残りだったのが、まるで兄弟のように暮らしてきたオオカ…

古本屋さんに探索にでかけました。新しい出会いはなかったのですが、ロビー・ブランスカム「だれが、ぼくの犬を殺したか」を発見！！ すごくうれしいです。 「名探偵カッレくん」の感想を追加しました http://d.hatena.ne.jp/sorata/20050207#p1

アストリッド・リンドグレーン「名探偵カッレくん」岩波書店 カッレ・ブルムクヴィストは名探偵をめざす少年。毎日夕方前には町のパトロールにかかさず出かけ、顔の知らない人に出会えばその特徴をしっかり暗記。ポケットには『不審人物覚え書き』と書いた手…